食物アレルギーとは

アレルギーとは?

  • 一般的にアレルギーとは、「入ってきた異物に体が過敏に反応し、体に悪い影響を与えてしまうこと」をいいます。アレルギーがおきるかどうかや、アレルギーの原因となる物質の種類や量には、個人差があります。また、その時の体調によって、アレルギー症状の程度が変わります。

アレルギーと免疫

  • アレルギーは免疫と関係しています。免疫とは、自分の体と、外から入ってきた異物とを区別し、異物を攻撃することで体を守るしくみです。病原体が体の中に入ってきても病気になるとは限らなかったり、病気になっても回復するのは、免疫というしくみを持っているからです。しかし、人によっては、異物に過剰に反応することにより逆に体に悪い影響を及ぼすことがあります。これを「アレルギー」といっています。

食物アレルギー

  • 食品を食べることでおこるアレルギーを「食物アレルギー」といいます。「食物アレルギー」がおきるかどうかや、アレルギーの原因となる食品の種類や量には、大きな個人差があります。また、同じ人であっても、その時の体調によって、アレルギー症状の程度が変わります。
  • 「食物アレルギー」を持っている方がアレルギーの原因となる食品を食べると、かゆみ・じんましんや唇の腫れ、腹痛、おう吐、下痢、せき、ぜんそくなどの症状が現れます。場合によっては、数分~30分後に血圧低下や呼吸困難、意識障害などの重い症状(アナフィラキシーショック)が現れることもあります。この場合、治療が遅れると死ぬこともあります。

食物アレルギーとは、原因食物を摂取した後に生体にとって不利益な症状(皮膚、粘膜、消火器、呼吸器、アナフィラキシー反応など)と定義されています。
食品によっては、アナフィラキシーショックを発生して命にかかわることがあります。
乳幼児から幼児期にかけては食物アレルギーの主要な原因として鶏卵と牛乳がその半数以上を占めます。青年期になるにつれて甲殻類が原因の事例が増え、牛乳が減る傾向にあります。成人期以降では、甲殻類、小麦、果物、魚介類といったものが主要なアレルギーの原因食品となります。
日本では食品衛生法第19条に基づき「食品衛生法第十九条第一項の規定に基づく表示の基準に関する内閣府令」別表第四で「特定原材料」として指定する品目について表示の義務がなされています。また、その他の一定の品目について『特定原材料に準するもの』として通知により表示されることが奨励されています。
≪特定原材料≫

小麦 えび
かに そば 落花生

≪特定原材料に準ずるもの≫

あわび いか いくら オレンジ
カシューナッツ キウイフルーツ 牛肉 くるみ
ゴマ さけ さば 大豆
バナナ 豚肉 まつたけ
もも やまいも りんご ゼラチン